婚活は浅瀬を小舟でこぎ渡るときに似て、細やかな気遣いと注意が必要とされます。
一見、穏やかに見える水面ですが、その下には杭が水面すれすれに打ってあったり、
岩が隠れていたり水深が急に浅くなったりして、船底をこすり、ときに転覆させます。
婚活も同じ。
経験の浅い人から見れば何の問題もなさそうな場面でも、
ちょっとした選択の間違い、言葉の選び方のまずさから、
突然の交際中止宣告が届くのです。
ご経験のある方、多いでしょう。
こんにちは、成婚まであなたの味方。
カウンセラー野口敏は、120万部超売れた「誰とでも15分以上 会話がとぎれない話し方66のルール(すばる舎)」の著者でもあります。
大阪市中央区北浜で、結婚相談所グッドコミュニケーションを主宰しています。
彼女の言葉と心の裏腹さが見抜けない
今回の登場人物は30才の男性。話は昨年のクリスマス前のこと。
見合いで出会った女性と真剣交際に入った直後のことです。
「クリスマスは二人で過ごせそうです。プレゼントにアクセサリーを贈ろうと思っていて、
彼女のお気に入りの店に二人で行く約束をしました」
なかなかいい感じと思っていましたら、ふと彼から気になる言葉が。
「ちょうど12月28日は彼女の誕生日なんで、クリスマスと一緒にお祝いしようと思ってます」
私はとっさに「おいおいおい」とツッコミを入れて、
「彼女の誕生日はどうするの?」と聞きますと、彼は平気な顔で「年末で彼女も忙しいでしょう」と。
驚きの顔を向ける私に、「彼女もそれでいいって言ってましたよ」とちょっとむくれる彼。
これはいい題材だと、私の相談所に入っている男性メンバーに、
「このシチュエーションだと、どうしますか?」と聞くと、
ほとんどの男性が「クリスマスと一緒でいいんじゃないですか」と。
お相手の気持ちを想像できるかどうか、それが婚活に決め手になる
こういうところに落とし穴、川の浅瀬に隠れた杭があるのです。
対応を間違えると船は転覆、この恋も終わります。
彼女が「クリスマスと一緒でいい」と言ったから、それでいいだろうと思うのが
恋に不慣れな人がとる安易な選択。
まだ親密にもなっていない間柄で、女性が
「クリスマスと誕生日は別よ」とは言えないでしょう。
そこをくみ取れる人が、みごとゴールへとたどり着けるのです。
誕生日が12月の人は、
幼いころから「クリスマスと誕生日プレゼント、一緒ね」などと言われ
理不尽な思いをしてきたのに違いありません。
そこを感じ取って、男性から
「クリスマスと誕生日は別だよ。これからは僕が誕生日もちゃんとお祝いするからね」
なんて言えたら、彼女はキュンと来て「この人と結ばれたい」と思うでしょう。
相手を思うちょっとした想像力、ちょっとした気遣いがあるかないか。
それが婚活がうまく行く人、行かない人を分けるのだと私は思います。
彼の場合は、見合いであること、付き合って間が浅いことから、
彼女の誕生日にちょっと贅沢なランチにお誘いをするまでにとどめてもらいました。
でも彼女の喜びようは想像を超えていて、ふと
「誕生日スルーされたら、やっぱりテンション下がっていたかも」と
つぶやかれたそうです。
あぶない、あぶない。
腕のいいカウンセラーは、あなたのちょっとした言葉にピンチを感じ取る
この時ばかりは「野口さんがカウンセラーで本当に良かった」と
彼も胸をなでおろしていました。
今春二人は結婚式を挙げました。
めでたし、めでたし。
恋に不慣れな人のために、婚活カウンセラーがいます。
日ごろから、あなたの話をしっかり聞いてくれて、
ちょっとした話から、あなたのチャンスとピンチを察知できる。
そんな腕のいいカウンセラーを選んで下さいね。
カウンセラーも玉石混交ですから。
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