東洋経済新報社から「いつの間にか仲良くなっている人たちの世界」という本を出版します(6月18日)。
婚活パーティに参加しても、パーティで相手を見つけるのはむずかしいと感じている人はとても多いと思います。
うまくいかないタイプにも2種類あって、
強引に異性に話しかけに行くけれども相手の反応が芳しくないタイプと
自分からうまく動けず、ずっと一人でたたずんでいるタイプに分かれるます。
そんな中で、派手な動きをするでもなく強引でもないのに、自然と異性と仲良くなってあっという間にお相手を見つけてしまう人がいます。
「えっ! あなたたちはいつの間に仲良くなったの?」
と聞いてみたい気分になったことが、あったかもしれません。
あの人たちはいったいどうやって結びついて仲良くなったのか。
そんな彼らのコミュニケーションスキルの秘密を一冊の本にしました。
本書では、「いつの間にか仲良くなっている人たち」のことを短く、「いつ仲の人」と呼んでいます。
コミュニケーションは言葉とは別のスキル
コミュニケーションとは話すことだと多くの人は信じていることと思います。
しかし「婚活がうまくいく話題とはなにか」というアプローチでは、異性とお近づきになることは今後もむずかしいかもしれません。
「いつの間にか仲良くなっている人たち」が自然に使っているのが、言葉以外のコミュニケーションです。
とくに私は、① アイコンタクト、② 表情、③ 声、の3つを大事に思っています。
① アイコンタクト
人とすぐに仲良くなれる人は、相手に安心感のあるアイコンタクトを使います。
アイコンタクトは、人と人がまず最初に使うコミュニケーションで、「お近づきになりましょう」というニュアンスがあります。
こう言うと、相手を凝視することがアイコンタクトかと勘違いする人がいるのですが、それでは相手は怖がってしまいます。
ふだんからやわらかく人を見る習慣を養うと、一瞬で人と打ち解けることができます。
婚活がうまくいかない人は、自分のマンションや会社で出会うあまりよく知らない人に、目を合わせない、挨拶もしないという傾向があるはずです。
それが人間関係をうまく築けない原因になっています。
② 表情
目と目が合いますと、ふと表情がほころんだように見えるのが「いつ仲の人」。
それは微笑むと表現した方がわかりやすいでしょうか。
相手は大きな安心感に包まれて、もう心のドアを開いて「いつ仲の人」を心の中に招き入れてしまいます。
だからあんなに早く打ち解けることができるのですね。
うまくいかない人は、緊張感を引きづったまま話に行くので、相手の心のドアは閉められたままドア越しに話をしているかのようです。
③ 声
「いつ仲の人」は目と目が合って、微笑み、小さく会釈して歩み寄ります。
相手ももう微笑んで「お待ちしてました」という表情です。
ここで「いつ仲の人」は、「こんにちは」と穏やかだけど親しみのある優しい声で挨拶をします。
温かな声は相手の警戒心をほどき、安心感を持ってもらう効果があるのです。
アイコンタクト、表情、声の3つのコミュニケーションでお相手の心のドアは全開になり、
もうお話をする期待とうれしさでいっぱいです。
「○○と言います。少しお話をしてもよろしいですか?」と優しく言えば、もう「運命の人が来た!」とばかりの対応をしてくれます。
これはアプリやお見合いでの出会いでも同じことが言えます。
この安心感を相手に持ってもらえるかどうかが、婚活成功の決め手になります。
「いつ仲の人」たちはお話をする前に、お相手との距離を縮め、親しみを築いていると言えます。
言葉以外のコミュニケーションの重要性を知らない人は、このことをなかなか理解しずらいように感じます。
本当のことを言えば、この3つのコミュニケーションを身につけている人は、
婚活などしなくても恋愛で結婚しているはずです。
「いつの間にか仲良くなっている人たちの世界」に、この3つのコミュニケーションを身につける練習や習慣の話を書いております。
もちろんその後どんな話をしたらもっと仲良くなれるのかということも書いております。
婚活でお悩みでしたらぜひ手に取って読んでみて下さい。
ありきたりなコミュニケーションのアドバイスとは全く次元のちがうお話が待っています。
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