
弊社に入会する方の成婚退会が早い理由をお話します
今月は2名の男性会員にご入会いただきました。
宣伝広告費をかけない小さな結婚相談所なので、月に2名ご入会は久しぶりのこと。
会員数が少ないということは、お一人お一人に手間ひまかけてケアが出来るということです。
大手相談所だとカウンセラー1人で40人から50人を担当するので、個々にまで手が回りません。
さて、今月ご入会いただいたのは、
お一人は40代半ば、もうお一人は50代の方。
お二人とも長年婚活に取り組んで来られましたが、全くうまくいかず、
最後のお願いとばかりに弊社をお訪ねくださいました。
ご入会者はこんなトレーニングを受ける
弊社にご入会になって、コミュニケーションコースを選択をすると、
コミュニケーションが上達するトレーニングを受けることができます。
会員のみなさまは、土日の午前中、都合の合うときだけコミュニケーションのレッスンに参加します。
このレッスンには、婚活以外にも様々な目的の方が受講しています。
「不動産営業の方」
「外国の口下手な農場主の気持ちをつかむ必要がある貿易会社の社長」
「職場のランチタイムで話すことがなかなか思いつかない管理職の女性」
「北新地のクラブで№1を取りたいホステスさん」
「面白い話ができるようになりたい士業の方」
そして「婚活中の男性、女性」など多士済々。
その中で自然なコミュニケーションの取り方を実習を多く交えて、
人と結びつき、親しみを生み出す秘訣をマスターして行きます。
婚活オンリーではないところが、かえって効果を生むのです。
人柄が伝わるエピソードをたくさん身につける
みなさまが真っ先に取り組むのが、「日常の中にあるエピソード」を見つけること。
何と言っても「自分の話」をたくさん持つことが大事です。
もちろんうんちくやネットで拾った情報は、この範疇に入りません。
相手が喜ぶ話題をいくつも持っていると、会話で焦らずにすみます。
みなさま、最初は「野球が好きで巨人ファンです」といった程度の話しかできません。
でも回を重ねてアドバイスを受けると、
『巨人ファンなんです。会社の同僚は阪神ファンで、巨人が負けると「惜しかったね」とか言ってラインを送って来ます。
推しいも何も8対1で負けたのに何が惜しいのかわかりません。
いやがらせです。阪神ファンは性格が悪いんです』
こんなふうに話をふくらませて、面白おかしい話ができるように成長します。
こんな話なら野球に興味がなくても、喜んで話を聞いてくれるでしょう。
自分の話で大事なのは、「いいカッコしないこと」
そして「自分の日常がそこはかとなく伝わる話」であることです。
つまり「自分はどんな人なのか」がエピソードで伝わることが重要なわけです。
お相手から「あなたはそういう方なのですね」と感じてもらいますと、親近感が生まれるのですね。
ふだん「もっと自分を出して」などとカウンセラーから言われる方は、
自分のエピソードをたくさん話せるように努力されたらいいかと思います。
こうして人柄が伝わるから親しみが湧いて、それが「好き」につながっていきます。
結婚は条件でするものではなく、1人の人間同士がするものですから。
「尋問を受けているみたい」とお相手から言われてしまう理由
話し方の本を読むと「聞き上手になりなさい」という話がよく出て来ます。
しかし、口下手な人がこれをやると、
「休みの日は何をしていますか?」「食べ物は何が好きですか?」
「スポーツはしますか?」「音楽は何が好きですか?」
といった5W1Hの質問をすることになってしまいます。
お相手は「尋問を受けているみたい」「ただ会話をするためだけの質問ね」
と感じて、印象はよくありません。
一問一答のやり取りでは、会話はすぐに行き詰りやがて沈黙がやって来ます。
婚活がうまくいかない人は、この悪循環からなかなか抜け出せずにいるのです。
自分の話から会話をはじめるのが、一番うまく行く
私は、自分の話から会話をはじめてくださいとお願いをしています。
そこにはどんなメリットがあるのか。たとえば、
「今日はここまで来るのに1時間立ちっぱなしで。
それがついさっき乗って来て私の隣に立った人はひと駅で座ったんですよ。
やるせなかったです」
こんなふうにお相手がとっつきやすいエピソードを軽く話します。
こんな話だと相手も経験があるので、頭の中にそのイメージが湧きます。
それに、相手が話をしてくれたら、お相手も楽なので歓迎されます。
そこで「そんな経験ありますか?」でもいいですし、
「電車でうまく座る必殺技なんて持ってますか?」なんて話を手渡します。
そうです。私の教室ではこれを「質問する」のではなく、「話を手渡す」と呼びます。
まず相手にイメージが湧くような話し方をして、そこから相手が話しやすい形にして手渡すのですね。
すでにイメージができているので、お相手は話を回されても話す準備ができています。
するとお相手もスムーズに話をしはじめます。
この形の何がいいかと言いますと、お互いが「同じイメージ」「同じ気持ち」の中で会話ができて、
これが一体感を生み出すところです。
だから仲良くなるのが早い。
ある程度のトレーニングを積みますと、この形が会話でできるようになります。
① 自分のエピソードをたくさん持てるようになる。
② 自分だけが話すのではなく、相手にも話ができるような気遣いができるようになる。
③ 会話を通じて一体感を生み出せる。
いかがでしょうか。
結婚で苦労している人は人として劣っているのではなく、
短時間で他人と心を通わせるのが苦手なだけです。
短時間で気持ちが通じ合うようになれば、その方の人柄が出て親しみと愛情が湧いてきます。
弊社の会員の方々が、それまでの苦労がうそのように早い段階で成婚退会できる理由の一端が伝わったでしょうか。
次回は「話を聞くスキル」をいかにマスターするかのお話
次は「話を聞くスキル」をいかにマスターしてもらっているか、お話をしましょう。
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